年の差婚物語④留学とすれ違う二人編

年の差婚物語③を読んでいない方はこちらからどうぞ^^
20歳年上の嫁と僕との、結婚までの物語です。

年の差婚物語③ドイツ留学までの道のり編

2019年3月3日

ドイツと日本、彼女との遠距離恋愛

ついに、ドイツでの生活が始まりました。子供からの夢であった、海外に住みたいという気持ちを、少しは叶えることができたのかなと、という喜びと共に、授業についていけるのだろうか、という不安の狭間にいました。

そして、何よりの不安は、やはり、彼女でした。

関東と関西でさえ、寂しい思いをしていたのに、さらなる超遠距離恋愛は果たしてできるのだろうか。

彼女との約束は果たせるのだろうか。

そんな思いが続きました。

電話をしたある日は、

僕「今日はこういうことがあってさー」

彼女「うん」

僕「どうしたの?最近元気なくない?」

彼女「だって、今から仕事やし。トシちゃんは寝るだけだからいーよね。」

僕「それは時差だからどうしようもないでしょうよ。。。。」

彼女「あ、仕事行ってきまーす」

またある日は、

彼女「今電話大丈夫?」

僕「ごめん、まだ授業あるわーー。あとで連絡する」

彼女「。。。そっかーー」

こんな感じで、なかなか二人が落ち着いて電話する時がありませんでした。

ドイツと日本の時差は「8時間」です。

つまり、

彼女が電話したい夜の時間には、僕は大学に居て

僕が電話したい夜の時間は、彼女は朝の身支度をしている

そんな「すれ違い生活」が生じていたのでした。

そんな日々が続くと、お互いのストレスも溜まってくるのでした。

喧嘩、そしてLINE

留学から二ヶ月程経ったある日のこと、いつもよりも早めに授業が終わった僕は、彼女と電話をしました。

久しぶりの電話だったのか、二人の話は弾みました。

僕も、ここぞとばかりに、同部屋の友達のこと、ドイツでの生活のこと、楽しかったこと、嬉しかったことなど、色々と彼女に話しました。

すると彼女はだんだんと言葉数なくなってきました。

僕「どうしたの?」

彼女「なんか、ドイツでの生活楽しそうだね。いろんな友達もできてさ。私なんか毎日仕事だよ。」

僕「でも、ドイツの話聞きたいって言ったのはそっちでしょ?なんで急にイライラしてるのよ?」

彼女「あーー!!もー、いいよ!!!」

ツー、ツー、、、

電話が切れました。僕は掛け直そうとしましたが、やめました。

電話してもどうせ怒るだろう。楽しくない電話なんて嫌だ。

少し時間を空け、自分なりに今後のことを考えました。

彼女と付き合って行くことが本当に正解なのか?

彼女と結婚したいと本当に思っているのか?

自分が今すべきことは恋愛ではなく挑戦ではないのか?

様々な思いで自分の頭の中がいっぱいになり、頭が痛くなってしまいました。

「自分がすべきことは、、、なんだろう?」

彼女と喧嘩して1時間ほど経ち、ようやくそばに置いてあったスマホに手を伸ばしました。

そして、LINEメッセージをしました。

指がプルプルと震えながらも一文字一文字、目に焼き付けるように文字を打ち込みました。

僕「自分勝手な男でごめん。ここでの挑戦を無駄にしたくないし、今できることを精一杯やっていきたい。このままの状態で付き合える気がしない。別れよう。」

自分が選んだ答えは「逃げ」でした。当時は挑戦だと思っていましたが、後々考えてみると「逃げ」以外の何ものでもありませんでした。

「挑戦」という言葉を盾にし、「恋愛」から、「彼女」から逃げていたのです。

しかし、僕の親指は、はっきりと、送信ボタンを押していました。

「既読」

すぐに彼女からの既読がありました。日本だと12時過ぎだったので、起きていたのでしょうか。

しかし、その日、彼女から連絡がくる事はありませんでした。

それぞれの道へ

一週間後、ついに彼女から返信がきました。

彼女「トシちゃんの言葉は、凄く悲しくて、受け止めるのは時間がかかりそうだけど、もうお互い、苦しかったよね。だから、仕方ないと思う。今までありがとう。元気でね。遠く離れた日本から、陰ながら応援しています。さようなら。」

もう後に戻ることはできない。

そう確信した瞬間、胸が張り裂けそうになりました。

自分で言ったはずなのに、なんでこうも苦しいのだろうか。

「ごめん、僕が悪かった」

この一言をなぜか言うことができませんでした。

 

こうして、僕たちは別々の道を歩むことになりました。

続きはこちら

年の差婚物語⑤再会編

2019年3月10日

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